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鈴木惟司先生(1)

 今年(2018年)の5月7日に,鈴木惟司(すずきただし)先生がガンで亡くなられました.鈴木先生は,東京都立大学 理学部 生物学科(現在の首都大学東京 理学部 生命科学科)に入学され,そのまま大学院に進学し,理学博士の学位を取得された後,1980年4月より動物生態学研究室の助手となられ,准教授を経て 2012年3月に退職されました.今年の3月末にお会いしたばかりで,突然の訃報でした.
 先生が学生の頃は,世界中のいろいろな生態系においてどれくらいの生産量があるのか,生態系の生産性にはどのような共通原理があるのか,生産量に違いをもたらす要因は何か,という研究が押し進められており,東京都立大学動物生態学研究室もその拠点の一つとして,動物の個体のエネルギー収支(物質経済)を明らかにしようと摂食量,同化量,呼吸量,成長量などの測定を行っていました.鈴木先生は,その中でもとくに,動物の家族制に興味をもたれ,育雛中の小鳥やアシナガバチ類の巣(コロニー)がどれくらい餌を取ることができるのか,餌の量と質を変えてやると家族制にどのような変化が起こるのかを,その当時,精力的に調べていました.下の写真は,先生の研究材料の一つであったフタモンアシナガバチとそのコロニー(巣)です.(つづく)

フタモンアシナガバチ
フタモンアシナガバチの巣
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