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ムササビはクヌギとツクバネガシの葉をどう食べるか

 ムササビによるクヌギの葉の食べ方についてはこのブログでもすでに紹介しました(ここから4回続けて連載).今回,東京西部の調査地において,ムササビの主要な餌となっているクヌギ(落葉樹)とツクバネガシ(常緑樹)の2種の葉の食べ方を明らかにした論文が,Wileyから出版されているEcology and Evolution誌に6月15日付けで掲載されました(この論文).ムササビは初夏から初秋にかけてはクヌギの葉を好んで食べます.しかし,クヌギが落葉している冬の間はツクバネガシの葉をよく食べていました.また,葉の食べ方には,先端から食べて途中で落としてしまうもの(Type A),基部から食べて途中で落としてしまうもの(Type B),葉を折り畳んで中央部を食べて落としてしまうもの(Type C)の3通りがありますが,ツクバネガシでは中央部に穴が空いている食痕は稀でした.そうした食性や採食行動の季節性が2種の樹木の葉の糖度と総フェノール濃度とどう関係しているのか考察した論文です.
ツクバネガシに残るムササビの食痕
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