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トウキョウサンショウウオ集団の遺伝的異質性と多様性(1)

 トウキョウサンショウウオ46集団815個体について,ミトコンドリアDNAのcytochrome b (650-bp) および核DNAのマイクロサテライト5遺伝子座に基づく集団遺伝学的解析を行った論文が出版されました(Sugawara, H., Kusano, T. and Hayashi, F., 2016. Fine-scale genetic differentiation in a salamander Hynobius tokyoensis living in fragmented urban habitats in and around Tokyo, Japan. Zoological Science 33: 476-484).トウキョウサンショウウオは Hynobius 属の中で分子系統学的によくまとまった集団を形成し,福島南部から房総および三浦半島南部まで断続的に生息しますが,集団ごとの遺伝的差異は顕著でした.保全管理単位の決定を行う際には,こうした遺伝的差異を考慮する必要があります.下の写真は,山際の水たまりに生息するトウキョウサンショウウオの幼生です.

トウキョウサンショウウオ幼生

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