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洒落た種名

 日本では,生物の多くに和名(日本語の呼び方,通常カタカナ標記)が付けられています.蝶や鳥のように,古くからよく分類されてきたグループでは,スミナガシ,コムラサキ,オオイチモンジ,カワセミ,ハチクマ,キクイタダキなどのように,外見的特徴や習性をうまくとらえた洒落た和名が付いています.しかし,一方で,これらの名前を聞いて,蝶や鳥だとはわかる人はごくわずかかも知れません.最近では,新種として記載された生物には,XXチョウとか,XXハムシなどのように,最後にそれが所属する分類群の名前を入れることが多くなってきました.その方がわかりやすいのですが,和名が長くなってしまうという欠点があります(例えば,ニセコブスジツノゴミムシダマシ).沖縄から送られてきた海中写真の中に,レモンウミウシがありました,黄色い海綿に擬態していると考えられています.ウミウシの仲間なので,角みたいな突起や中央部に盛り上がった部分が認められますが,小さな穴があいているような体表は海綿そっくりで驚きです.レモンウミウシというのも洒落た名前ですね.
レモンウミウシ
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