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子供と大人でまるで違う動物

 昨日は,オスとメスでまったく色や模様が異なる昆虫を紹介しました.当然ですが,昆虫の幼虫と成虫はまったく形態的に違います.幼虫を飼育して,それから羽化した成虫を見て,これがあの成虫の幼虫であったのかと判明します,簡単には飼育できない昆虫類の幼虫では,今でもほとんど種の同定ができません.アリのように働き蟻,雄蟻,女王蟻といった階級があると,これらは同時に採れるわけではないので,種の対応付けが大変です(今でも働き蟻と雄蟻で別種となっているものが多くあるはずです).魚も成長につれて色や模様が変化する動物の一つです.ベラやチョウチョウウオの仲間ほどではありませんが,クマノミの仲間でも幼魚と成魚では模様が少し違います.これまで,一つ一つ地道に飼育して対応付けを行ってきたわけですが,今ではDNAの塩基配列の解析から,種の同定ができるようになってきました.といっても,これだけ多様な動物の世界,まだ手つかずの分類群はいくらでもあります.
● 沖縄から届いたハマクマノミの幼魚の写真
クマノミ赤ちゃん1
● こちらはハナビラクマノミの幼魚の写真
クマノミ赤ちゃん2
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