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エゴヒゲナガゾウムシの目

 エゴの木の実に,エゴヒゲナガゾウムシという甲虫が付いていることがあります.この虫は,その名の通り,エゴ(あるいはハクウンボク)の実に産卵して,幼虫がその実の中で育ち,翌年の夏に成虫として羽化します.メスは,下の写真にあるような扁平な顔をして愛くるしいのですが,オスは左右の目が斜め上に向かって鬼の角のようににょきっと突出します.昆虫の中には,オスどうしがけんかをするとき,正面を向いてにらみ合いをするという種がいるのですが,エゴヒゲナガゾウムシも扁平な顔を合わせてけんかをします.目がよく突出しているオスほどこのけんかに勝てることが多く,そのためにオスの目がメスに比べて突出したと考えられます(この論文).つまり,こうした性的二型は性選択を通して形成される(進化する)のです.

エゴヒゲナガゾウムシ
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