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虫の武器サイズ決めるホルモン

 「虫の武器サイズ決めるホルモン」というタイトルで,動物生態学研究室の研究成果が新聞に紹介されました.その内容は首都大学東京のホームページにも詳しく紹介されています(ここ).昆虫類のオスには,オス同士の争いに使われる特殊な形質(いわゆる武器)が発達しています.その形質が形成されるしくみの一端を解き明かした研究成果です.
虫の武器サイズ
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多摩川,相模川のフチグロトゲエダシャク

 南大沢キャンパスとはやや距離が離れますが,河川敷に生息する フチグロトゲエダシャク というフユシャク類の1種が,多摩川や相模川の中流域に生息しています.成虫は,2月下旬〜3月中旬に出現します.他のフユシャク類と異なり,幼虫は草本(ヨモギなど)を餌にします.また,成虫は昼行性で,よく晴れた日の昼近くに,河川敷をすばやく飛翔するオスを見ることができます.メスは無翅です.

フチグロトゲエダシャクのオス
フチグロトゲエダシャクのメス

南大沢キャンパスで見つかるかも知れないフユシャク類(2)

 南大沢キャンパスで見つかるかも知れないフユシャク類の2種目は,トギレフユエダシャク です.成虫の出現期は,2月中旬〜3月下旬です.夜行性です.晩冬のフユシャク類の中では,最もメスの翅の長い種で,翅の退化の程度が中途半端です.南大沢キャンパスでは未確認ですが,近隣の公園では普通に見られます.写真は成虫オス,成虫メス,交尾中の雌雄です.

トギレフユエダシャクのオス
トギレフユエダシャクのメス
トギレフユエダシャクの交尾

南大沢キャンパスで見つかるかも知れないフユシャク類(1)

 南大沢キャンパスで見られるフユシャク類を14種紹介してきました.しかし,近隣の森にいるので,今後,南大沢でも見つかる可能性の高いフユシャク類がいます.ホソウスバフユシャク はその一つです.成虫は,2月下旬〜3月中旬に出現します.夜行性です.晩冬のフユシャク類で,Inurois 属の中では最後に現れる種です.下の写真は交尾中の雌雄です.メスは無翅です.

ホソウスバフユシャクの交尾

南大沢のフユシャク類(14)

 シリーズで紹介している南大沢キャンパスで見られるフユシャク類の最後の種(14種目)として,シロトゲエダシャクをあげておきます.本種の成虫は,2月下旬〜3月下旬に出現し,フユシャク類の最後に現れる大型種です.配偶行動は,深夜に樹冠付近で行われるため、それを観察するのは容易ではありません.南大沢キャンパスでは,稀に,街灯などでオスを見る機会があります.

シロトゲエダシャクのオス

ニュージーランドの鳥

 ニュージーランドで開催された第9回国際爬虫両生類会議に参加した学生が鳥の写真も撮ってきてくれました.上から順にカカ(ミヤマオウムの仲間),ニュージーランドバト,タカへです.

カカ
ニュージーランドバト
タカへ

ニュージーランドで開催された第9回国際爬虫両生類会議

 今年になってすぐ,1月5日〜10日に,ニュージーランドにおいて,9th World Congress of Herpetology (WCH9)が開催されました.動物生態学研究室から特別研究員1名がこれに参加し,口頭発表を行ってきました.その時の写真をいくつか紹介します.上から順に,学会受付の様子,オタゴスキンク,ムカシトカゲです.

WCH9
オタゴスキンク
ムカシトカゲ

南大沢のフユシャク類(13)

 13種目は,ヒロバフユエダシャク です.成虫は,1月下旬〜3月上旬に出現します.夜行性です.この属(Larerannis)は,日本に4種いますが,他の3種は山地性で,本種のみが平地に生息します.下の写真はオスとメスですが,メスの小さいな翅は何とも愛嬌がありますね.

ヒロバフユエダシャクのオス
ヒロバフユエダシャクのメス

南大沢のフユシャク類(12)

 南大沢キャンパスで見られるフユシャク類の続きです.12種目は,シロフフユエダシャク です.成虫は1月下旬〜3月上旬に出現します.夜行性ですが,日中に木の幹にとまっているオスは,近くを人が通りがかるとおどろいて飛び出すことがよくあります.オスの翅の模様には個体変異があり,種の同定には注意が必要です.写真は,オス,メス(緑に見えているのは節間膜から透けて見える卵),交尾中のペアです.

シロフフユエダシャクのオス
シロフフユエダシャクのメス
シロフフユエダシャクの交尾

南大沢のフユシャク類(11)

 これまでのフユシャク類と違い,南大沢キャンパスでは1月遅くなってから早春前に成虫が出現するフユシャク類がいます.11種目として紹介する クロテンフユシャク もその仲間です.成虫は,1月下旬〜3月上旬に見られます.夜行性です.寒冷地では発生が初冬と晩冬に別れますが,南大沢キャンパスでは冬の後半が出現期です.近縁種に比べて,地色が明るめなのが特徴です.写真は,オスと交尾中のメスです.

クロテンフユシャクのオス
クロテンフユシャクの交尾

毎年恒例の研究室の凧揚げ大会

 今日(4日)は,毎年新年に行われる動物生態学研究室の凧揚げ大会でした.卒業生が集まって,寒い中,何とか凧があがりました.

凧揚げ大会2020年

南大沢のフユシャク類(10)

 10種目は,ウスモンフユシャク です.成虫の出現期は1月上旬〜1月下旬で,これから真冬にかけて見られます.夜行性です.翅の形が丸っこいのが特徴ですが,生息地はパッチ状で,南大沢キャンパスでは稀です.写真はオスですが,メスの写真がまだありません.

ウスモンフユシャクのオス

南大沢のフユシャク類(9)

 今日(2日)も穏やかな良い天気,南大沢駅前は人で賑わっています.それに比べると,大学のキャンパスは静寂ですが,ここに棲む9種目のフユシャク類として,クロバネフユシャク を紹介します.成虫の出現期は,12月下旬〜2月上旬で,夜行性です.東日本を中心に生息しますが,やや稀な種です.下の写真はオスの成虫と,産卵中のメスです.産卵時には、尾部の毛を卵の上になすりつけて目立たなくします.

クロバネフユシャクのオス
クロバネフユシャクの産卵中のメス

南大沢のフユシャク類(8)& 謹賀新年

 新しい年となりました.とても良い天気で,南大沢の駅前はたくさんの人であふれています.今年はどんな発見があるか,また発見したことをどれくらい論文として出版できるか,今からもう楽しみです.
 南大沢キャンパスのフユシャク類の8番手は,シロオビフユシャク です.本種の成虫は,平地では12月下旬〜1月下旬に出現します.夜行性です.メスは無翅です.写真は成虫のオスとメスですが,なかなか上品ですね.

シロオビフユシャクのオス
シロオビフユシャクのメス
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