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2019年度生命科学専攻博士論文発表会

 今日(28日)は,生命科学専攻の今年度の博士論文発表会の1日目でした.動物生態学研究室からは2名が発表を行いました.発表時間は1人あたり30分,その後に質疑応答が15分続きます.この発表の後,博士論文を書き上げ,1月までに今度は審査委員(3名)との討論があり,2月中旬までに製本された博士論文を提出することになっています.

2019年度博士論文発表会
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トゲオオハリアリの餌の吐き戻し行動

 アリやハチなどの社会性昆虫の多くの種では,胃に貯めた餌を吐き戻して巣仲間と共有する「栄養交換」という習性をもちます.しかし,ハリアリ類など一部のアリでは,胃の構造や食性(昆虫食)などの生態的特徴から,栄養交換をしないのではないかと考えられてきました.今回,沖縄産トゲオオハリアリにおいて,食紅で餌を色付けることによって,実際には栄養交換を行っていることを実証しました(この論文).

トゲオオハリアリの餌の口移し
とげオオハリアリの餌の口移し(拡大)

日本動物行動学会 ポスター賞

 今日まで開催されている日本動物行動学会では,ポスター発表に対して,参加者全員による2日間での投票で賞が決まるしくみになっています.昨日の懇親会でその賞の発表があり,動物生態学研究室の大学院生が「優秀ポスター発表賞」に選ばれました.大学院生など若い研究者が多く参加するこの学会で,興味をもってもらえたことは何よりです.
ポスター発表会場

日本動物行動学会 第38回大会

 動物の行動の進化を研究することは動物生態学の一つの研究分野です.日本動物行動学会 第38回大会が,昨日から大阪市立大学で開催されています.動物生態学研究室からも大学院生らがこれに参加しています.

日本動物行動学会第38回大会

Anachauliodes属のヘビトンボの幼虫

 アジアには,Anachauliodes 属のヘビトンボ類が生息しています.分布は局所的で生態についてはまったくわかっていません.成虫の分類についてはこのブログでも紹介しました(ここ).今回,その幼虫の形態について記載した論文が国際共同論文として出版されました(Tu, Y., Hayashi, F. and Liu, X. 2019. First description of the larvae of the fishfly genus Anachauliodes Kimmins, 1954 (Megaloptera: Corydalidae: Chauliodinae). Zootaxa 4700 (2): 270–278).1齢幼虫には,下の写真の矢印で示したように,腹部第8節の背面に一対の呼吸菅があります(クロスジヘビトンボ類の特徴).最初は左右対称なのですが,幼虫が大きくなるにつれて,この呼吸管がぐんぐん伸びてきて,左右の長さが極端に変わってきます(この写真,幼虫と成虫の対応付けはDNAの塩基配列による).左側が長いこともあれば,右側が長いこともあります.おもしろいことに,こうした左右非対称の呼吸管は,北アメリカに棲む Chauliodes 属のヘビトンボの幼虫でも知られています.それにしても,どうして左右非対称なのでしょうね.

Anachauliodes Larva
Anachauliodes Larva 呼吸管

TMUバイオコンファレンス2019

 11月15日(金)の午後,毎年この時期に開催している生命科学専攻/生命科学科の「TMUバイオコンファレンス2019」という研究発表と交流の会がありました.シンポジウムの他に,73件のポスター発表(主に大学院生の発表)が行われました.動物生態学研究室からも5件のポスターを展示しました.この会では自主的に学生,教員が投票してポスター賞が授与されます.動物生態学研究室では2件がこの賞を受賞しました.

TMUバイオコンファレンス2019

京都大学でのシンポジウム

 11月11日に、京都大学生態学研究センター主催のシンポジウム「マクロ生物学 百花繚乱 II 」が開催され,動物生態学研究室からも大学院生が1名ポスター発表を行ってきました.国際的なシンポジウムで,参加した大学院生によると、とても刺激的な内容であったということです.

京都大学シンポ

京都大学シンポ発表会

第450回水生昆虫談話会

水生昆虫談話会という勉強の場が毎月1回(通常は第3土曜日の午後3時から)関東のどこかで開かれます.第450回目というちょうどキリの良い談話会が、11月9日に首都大学東京で行われました.談話会の後、首都大学東京の生協での懇親会でも、老若男女仲良くいろいろな話が飛び交いました.

第450回水生昆虫談話会

ダンゴウオ

 昨日(3日),テレビでダンゴウオの番組がありました.綺麗な体色,ころっとした体型,愛嬌のある目には思わず惹かれてしまいます.下の写真は水族館の水槽で飼われていたものですが,個体ごとに色が違っています.水槽の中なので背景が砂利になっていて目立ちますが,実際の海の中では背景の色がとてもカラフルなので,この小さなダンゴウオたちを見つけるのは大変です.

ダンゴウオ

今日から大学祭

 首都大学東京 南大沢キャンパスでは,今日(3日)から5日まで大学祭が開かれています.天気にも恵まれ多くの人が集まってきています.動物生態学研究室の卒業生も何人か研究室に立ち寄ってくれます.

大学祭のテント

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都立大動物生態

Author:都立大動物生態
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