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2019年度 生態学野外実習(7)

 水田や川の周りにはケラが棲んでいます.ミイデラゴミムシの幼虫はこのケラの卵を食べるため,ケラが多い環境でよく見つかります.ミイデラゴミムシの成虫自身は蛾の幼虫や他の昆虫などを捕食するのですが,天敵に襲われた時,お尻から強烈なにおいの,かつ高温の液体を噴出して身を守ります.ミイデラゴミムシの成虫がよく目立つ色をしているのは警告色だと考えられます.今回,佐渡島でキイロサシガメの成虫を見つけました.このカメムシは専らケラを襲って食べるようです.だから,ケラの多い場所では光に集まってくることがあります.このキイロサシガメをよく見ると,ミイデラゴミムシの成虫とよく似ていると思いませんか.おそらく擬態なのでしょう.写真の上がミイデラゴミムシ,下がキイロサシガメ.

ミイデラゴミムシの成虫(三重産)
キイロサシガメの成虫(佐渡産)
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