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ヒサカキの花の香り

 今の時期,林縁の歩道や山道を歩いていると,何か独特の香りが漂っていることがよくあります.それは,ヒサカキという常緑低木(少し見上げる程度の高さ)の花の香りに違いありません.ヒサカキは春に白っぽい壺状の小さな花を多く付けます.その花の香りが周辺に漂っていて,何かけもののようなにおいと勘違いするかも知れません.このにおいがしたら周囲の木を見回して花を探してみて下さい.下の写真のような花がきっと見つかるはずです.

ヒサカキの花
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ソメイヨシノ5分咲き

 首都大学東京のキャンパス沿いの桜並木のソメイヨシノは5分咲きです.これから綺麗に咲き揃って,入学式の頃,新入生らの歓迎にちょうど良いのではないかと思います.

ソメイヨシノ5分咲き

2018年度大学卒業式・大学院修了式

 昨日(22日)は首都大学東京の卒業式・大学院修了式でした.天気も良く,キャンパス中が艶やかでした.動物生態学研究室からは,学部2名,大学院博士前期課程1名の合わせて3名が卒業・修了となりました.間も無く始まる2019年度には,秋に大学院博士前期課程1名+後期課程1名,翌年3月には学部2名+大学院博士前期課程3名+後期課程2名の合わせて9名が卒業・修了予定です.とても忙しい1年になりそうです.

卒業・修了式

生命科学教室の変遷

 年報の背表紙から,生命科学教室の呼称が下の表のように変遷してきたことがわかります.また,2020年度からもとの東京都立大学に変わる予定です.現在の動物系統分類学研究室と植物系統分類学研究室は,2004年度まで生物学教室とは別の理学部(理学研究科)直属の講座でした.2005年度より,それらが生物学教室と一緒になって生命科学教室となりました.

年度
〜1996:東京都立大学 理学部 生物学教室/自然史講座/植物系統分類学講座
1997:東京都立大学 理学研究科 生物学教室/自然史講座/植物系統分類学講座
1998〜2004:東京都立大学 理学研究科 生物学教室/自然史科学講座
2005:首都大学東京(東京都立大学) 理科学研究科 生命科学教室
2006〜2014:首都大学東京(東京都立大学) 理工学研究科 生命科学教室
2015〜2017:首都大学東京 理工学研究科 生命科学教室
2018〜2019:首都大学東京 理学研究科 生命科学教室
2020〜:東京都立大学 理学研究科 生命科学教室(予定)

生命科学教室の年報

 我々の現在の所属は,首都大学東京 理学研究科 生命科学専攻 および 理学部 生命科学科 となっています.これは,それぞれ大学院と学部の呼び方です.両方合わせて,生命科学教室 と呼ぶこともあります.生命科学教室では,「年報」と呼ばれる雑誌を毎年1冊発行しています.各年度ごとに,研究組織,各研究室の研究内容・研究業績,学位取得状況,教室セミナーの一覧,学会活動などをまとめたものです.これを読むと生命科学教室のことが手に取るようにわかります.最近の年報は,生命科学科(生命科学専攻)のホームページにも公開されています(ここ).

年報

ポスター発表

 日本生態学会第66回大会が終わりました.研究というのはそれが本当に正しく理解できたという手応えがあって初めて論文として発表することができます.そのため,科学的な実証はもちろん,それまでもやもやしていたものが氷解する瞬間が必要です.論文として出版する前に,専門家が集まる学会などで口頭発表やポスター発表を行うと,ときに思わぬミスや独りよがりの考察に気付くことがあります.学会での発表は,確からしさを積み重ねていく作業の一つとして重要です.

ポスター発表

日本生態学会第66回大会

 昨日15日から19日まで,日本生態学会第66回大会が神戸国際会議場と神戸国際展示場2号館で開催されています.日本だけでなく海外からも生態学に関わる研究者や学生が集まり,研究成果の発表を行い,互いの交流をはかります.動物生態学研究室からも5名の大学院生が参加し,全員がポスター発表を行います.どの発表も多くの人の興味を引くのではないかと思います.

日本生態学会第66回大会

日本中のオガサワラヤモリ

 日本中のオガサワラヤモリのクローン解析を行った論文が online first で Population Ecology 誌に掲載されました(この論文).オガサワラヤモリはメスしかいません.メスが単為生殖でメスを産みます.しかし,日本中のオガサワラヤモリの尾の先からDNAを抽出し,マイクロサテライトDNAとミトコンドリアDNA解析を行った結果,17のクローンを識別することができました.どのクローンが日本のどこに分布するか,さらにどうして様々なクローンが創出されるのかを推定しました.

オガサワラヤモリ

トゲオオハリアリの日周活動

 トゲオオハリアリの働きアリの日周活動リズムに関する論文がBehavioral Ecology and Sociobiology誌に出版されました(この論文).社会性昆虫では仲間と一緒に暮らしているため,他個体の日齢や接触頻度によって,自身の日周活動を柔軟に変化させることを示した論文です.特定の色を自動追尾するシステムを用いているので,1個体ずつ腹部に異なる色を塗っておくと,容器内の全個体の移動の全軌跡を長期にわたって同時記録できます.
トゲオオハリアリの働きアリ
個体ごとに異なる色をつけたトゲオオハリアリ

3月にもなると

 3月にもなると,もう春はすぐそこという感じです.今年の2月は暖かい日が多く,生き物の出現は例年より早くなりそうです.研究・調査に出遅れないようにしなといけませんね.下の写真は,伊豆大島でつい先日撮影された風景です.オオシマザクラの花とメジロ,椿に囲まれてmating callを発するクリハラリスのオス(これまでタイワンリスと呼ばれてきた外来種)です.

オオシマザクラとメジロ
椿に囲まれてくつろぐクリハラリス
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Author:首都大動物生態
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