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ミドリアキナミシャク

 冬に見られるシャクガ類のメスのすべてが無翅や短翅というわけではありません.学生が12月に採集したミドリアキナミシャクでは,下の写真のようにメスにもちゃんと翅があります.
 今日は大晦日,良いお年を.

ミドリアキナミシャクのメス
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ヒメクロオビフユナミシャク

 昨日紹介したナミスジフユナミシャクでは,メスの翅は本当に小さいものですが,今日紹介するヒメクロオビフユナミシャクでは,メスの翅がもう少し大きくなっています(オスに比べるとかなり小さいのですが).それにしてもこの小さい翅のメスもなかなか愛嬌がありますね.

ヒメクロオビフユナミシャクのメス野外
ヒメクロオビフユナミシャクのメス
ヒメクロオビフユナミシャクのオス

ナミスジフユナミシャク

 冬に成虫が出現するフユシャク類では,メスが無翅あるいは短翅になります.下の写真は,先日,学生が撮影したナミスジフユナミシャクの交尾ペアです.翅が少しあるのがメスです.虫のことを幾分知っていても,何か不思議な感じがしますね.

ナミスジフユナミシャクの交尾ペア

餅つき大会

 22日(金)は夕方から,毎年恒例の,生命科学専攻の大学院生と教職員による餅つき大会です.もち米を蒸して,臼に移してこねて,ついて,ひきあげてから丸めて,あんこやきなこもちにして食べました.雑煮もあります.お酒もあって,話がはずみます.手作りなので,教職員1000円,学生500円,とても安く上がります.準備,片付けをしてくれた学生,教職員に感謝!

蒸す
こねる
つく
丸める

照葉樹林のニホントビナナフシ

 昨日(21日)は照葉樹林の動物観察に出かけました.そこでは,まだ,かろうじてニホントビナナフシが生きていました.比較的遅くまで活動するのですが,成虫で越冬することはありません.このナナフシは,このあたりでは,単為生殖でメスのみで増えているはずですが,南の方ではオスもいて交尾を行います.残念ながらまだオスを見たことがありません.

ニホントビナナフシ

クロテンフユシャク

 東京では寒い日が続いています.とくに朝の冷え込みが一段と増しました.そんな寒い中でもフユシャク類と呼ばれる峨は活動していて,交尾,産卵行動もこの時期に見ることができます.下の写真は研究室の学生が夜間に撮影したクロテンフユシャクのメス(無翅)とオス(有翅)の交尾の様子です.

クロテンフユシャクの交尾

2017年忘年会

 今日は,2017年最後の研究室ゼミがあり,その後忘年会ということになっています.2017年も後10日余りで終わります.1年というのは長いようですが,過ぎ去ってみると短いもので,反省することしきりですね.下の写真はタイ産フィンレイソンリスの赤毛の亜種です.今年はこのリスの分子系統解析の論文を出せたことが大きな成果の一つです(ここ).

フィンレイソンリス(オス)

久しぶりに散策

 久しぶりに山を散策しました.いつもの山では,真ん中に穴があいたオオカナメモチの葉が落ちていました.パズルを解くように折り畳んでいくと齧り痕が一つに重なります.上手に食べるものですね.

オオカナメモチ3
オオカナメモチ1
オオカナメモチ2

シーケンサー(3)

 20年前のガラス板式シーケンサーは今でもとてもよく動いてくれます.一回に48レーン流し,それぞれ600塩基ほど解読できます.この1ヶ月はとくに集中して,11回も動かしたので,48 × 600 × 11 = ....とりあえず,たくさん塩基配列のデータが取れました.好きな時に好きなだけ動かせるこのマイ・シーケンサー,まだまだ付き合ってもらいたいので,これからも丁寧に扱っていこうと思っています.

塩基配列

シーケンサー(2)

 平成9年に購入したこのガラス板式シーケンサーは,20年が過ぎましたが今でも使えます.研究室に来てからは,マイ・シーケンサーとして,昼夜,休日を問わず好きな時に実験できるようになりました.しかし,もう何年も前にこの型は製造中止となり,故障したら修理や部品の交換ができません.ブラウン管使用のディスプレイが壊れ,それを旧式の液晶型に替えました.また,新しいパソコンでは解析ソフトが動かないので,やはり当時(平成8年)に購入したもの(写真)をそのために使っています.3.5インチのフロッピーディスクも健在です.こちらもディスプレイが壊れたので液晶型に替えてあります.(続く)

パソコン

シーケンサー(1)

 この一月余り,溜まっていた動物サンプルの塩基配列の解読に没頭していました.DNAを抽出して塩基配列を読むにはシーケンサーという機器を使います.かつて,シーケンサーは大きなガラス板でアクリルアミドゲルを作成して読み取るのが普通でした.下の写真に示したシーケンサーはガラス板を使うもので,平成9年に最新型(結局このタイプの最終型になってしまいましたが)として購入したものです.高価なので生物学教室の共通機器として備え付けられていました.当時は誰もがこのシーケンサーを使っていました.中には他大学からその方法を学びに来ることもよくありました.そのためなかなか予約が取れず,また土・日・休日は原則的に使用できませんでした.しかし,技術の進歩は速いもので,キャピラリー式のシーケンサーや次世代シーケンサーが登場して,ガラス板式のこの機器は10年ほど前に廃棄されることになり,それを動物生態学研究室が引き取りました.平成23年に起こった東日本大震災では,8階建ての5階にある動物生態学研究室の揺れも大きく,このシーケンサーの片足が実験台からずれ落ちましたが,何とか転落は免れ今に至っています.(続く)

シーケンサー

イチモジフユナミシャクのメス

 冬に出現するフユシャク類(蛾)には,メスの翅が小さくなってしまった種もいます.下の写真は,イチモジフユナミシャクのメスですが,実際には翔べないのに,見た目には翅の格好を残していて,何ともユーモラスです.昆虫の中で,天使みたいに見えるのは,こうしたフユシャク類以外にはいないと思います.
イチモジフユナミシャクのメス

チャバネフユエダシャクのメス

 冬に出現するいわゆるフユシャク類(蛾)には,成虫のメスには翅がなく,体がその分太くなっている種が多く見つかります.写真はチャバネフユエダシャク(オオチャバネフユエダシャクの可能性もあり)のメスですが,確かに翅がありません.比較的長い脚で歩きます.もともと低温に適応しているので,部屋の中では相当速く歩き回ります.
チャバネフユエダシャク?のメス
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Author:都立大動物生態
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