FC2ブログ

アミノ酸窒素同位体比に及ぼす飢えの効果

 脱アミノ基やアミノ基転移を繰り返すグルタミン酸では,アミノ基が保存されるフェニルアラニンに比べ,安定同位体比が高くなる性質があります.これを利用して,いろいろな生物の栄養段階を調べることができます.しかし,野外において,捕食者は長期にわたって餌が捕れず,飢えにさらされていることがよくあるでしょう.そこで,長期の飢えがグルタミン酸とフェニルアラニンの安定同位体比にどのような影響を及ぼすのかを調べた共著論文が先日出版されました(この論文).ヘビトンボの幼虫(下の写真)を使って,餌(生きたアカムシ)を毎日与えた個体と2ヶ月間まったく餌を与えない個体を用意し,その筋肉のアミノ酸同位体比を測定したという論文です.
ヘビトンボの幼虫
スポンサーサイト



プロフィール

都立大動物生態

Author:都立大動物生態
研究室の日常の紹介
研究室HP
研究室HP in English

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR