FC2ブログ

カンタリジン世界(島嶼編)

 カミキリモドキ類やツチハンミョウ類が分泌する有毒のカンタリジンという化学物質に誘引される節足動物がいます.カンタリジンを介して互いに関係をもつ節足動物群集を「カンタリジン世界」と呼んで,その世界の成り立ちについて研究をしています(ここ).今回,伊豆諸島から小笠原諸島の島において,どのようなカンタリジン世界が形成されているのかを明らかにした論文がonline firstで出版されました(この論文).本土では,複雑な世界が広がっているのに対し(上図),島嶼では予想通りカンタリジン世界は縮小し,遠く離れた小さい島ではたった一つの相互作用しかない世界になっていました(下図).カンタリジンの供給が不安定だと,相互作用も不安定になり,関係を存続させにくくなるのかも知れませんね.
カンタリジン世界の模式図
スポンサーサイト



プロフィール

首都大動物生態

Author:首都大動物生態
研究室の日常の紹介
研究室HP
研究室HP in English

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR