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2015年大晦日

 今日は大晦日,2015年が終わり,明日から新年が始まります.今年は5月にベトナム北部へ,9月にベトナム中部へ調査に出かけました.海外での調査は,適度の緊張感がある一方で,見たことのない昆虫や動物などに出会えるのではないかというわくわく感があって,毎回楽しみです.明日から始まる2016年にはどこへ行けるでしょうか.下の写真はベトナム中部のリュウキュウハグロトンボのオスです.

ベトナム中部のリュウキュウハグロトンボ
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オオカナメモチの葉の切り紙

 近くの山で拾ったオオカナメモチの葉,誰かが切り紙遊びをしたようです.本当に器用ですね.
オオカナメモチ1
オオカナメモチ2

クリスマス

 クリスマスですが,今日の午後と明日いっぱいは都内の大学で「行動生態学」の集中講義を行います.多くの大学では,学生に広く学んでもらうために集中講義を開講しています.集中講義は通常の授業期間内では,定期的に開講されている通常授業と重なってしまうため,夏休みや冬休みの期間に開講されるのが普通です.

クリスマス

2015年忘年会

 昨日は動物生態学研究室の忘年会でした.今年は食べ放題のすきやき屋で行いました.年末も近い休日前ということで,どの店にもたくさんの人がいてにぎやかでした.みんな食べ過ぎなかったでしょうか.

すきやき

アカミミガメ(カンバーランドキミミガメ)

 外来種として日本に広く定着してしまったアカミミガメですが,北米ではいくつかの亜種に分けられています.日本ではそのうちのミシシッピアカミミガメ(Trachemys scripta elegans)という亜種がほとんどなのですが,ごく稀に,別亜種であるカンバーランドキミミガメ(Trachemys scripta troostii)が見つかることがあります(下の写真,いずれもメス).前回紹介したミシシッピアカミミガメには眼の後方に赤色の帯模様がありますが,カンバーランドキミミガメではそこが黄色になっています.人の顔にたとえると,ちょうど耳にあたる部分が赤色か黄色なので,それぞれ亜種名としてアカミミガメ(赤耳亀)とキミミガメ(黄耳亀)と呼ばれています.もう1つの亜種(基亜種あるいは原名亜種)であるキバラガメ(Trachemys scripta scripta)は,頭部の模様はすべて黄色ですが,腹側の甲羅の黒い模様が前方を除いて消失しほぼ黄色一色になるので,カンバーランドキミミガメと区別することができます.種の和名と亜種の和名に整合性がない点がちょっと気になりますね.

カンバーランドキミミガメ
カンバーランドキミミガメ腹側

アカミミガメ(ミシシッピアカミミガメ)

 アカミミガメ(Trachemys scripta)は,環境省の要注意外来生物リストの中で,被害に係る一定の知見があるため,引き続き特定外来生物等への指定の適否について検討する外来生物として扱われています.アカミミガメは北米が原産地ですが,ミドリガメという通称名で日本で広く販売され,それらが逸脱して野生化しました.原産地である北米では,地域変異があり,主に次の3亜種が知られています.キバラガメ(Trachemys scripta scripta),カンバーランドキミミガメ(Trachemys scripta troostii),ミシシッピアカミミガメ(Trachemys scripta elegans).日本で野生化しているもののほとんどは,ミシシッピアカミミガメという亜種です.眼の後方に赤いすじ模様があるのが特徴です.腹側の甲羅には黒い模様があります(下の写真はいずれもメス).

ミシシッピアカミミガメ
ミシシッピアカミミガメ腹側

もちつき

 今日は,毎年恒例のもちつき大会でした.生命科学専攻では,大学院生と教員が一緒になってもちつきをしながらみんなで楽しむのが年中行事の一つとして定着しています.もちつきは本格的で,もち米をふかすところから始まって,もちをつき,こねて雑煮にします.また,きな粉,あんこ,のりなど好みのものをつけて食べることもできます.年末の行事としてこれほどのことはそうないでしょう.

蒸し器
臼と杵
雑煮

日本爬虫両生類学会第54回大会

 5〜6日に,千葉県で,日本爬虫両生類学会第54回大会が開催されました.動物生態学研究室の学生もこれに参加して,オガサワラヤモリやヤマアカガエルなどの研究発表を行ってきました.参加者はみんな爬虫類や両生類に興味のある人たちばかりなので,マニアックな話で盛り上がったのではないでしょうか.
日本爬虫両生類学会2015

ニホンアカザトウムシ(その2)

 ザトウムシ類には集合性のある種が多く含まれています.どのような時に,どのような仕組みで,どうして集まるのか,詳しいことはほとんどわかっていないと思います.また,動物の集合性に関しては,オスとメスが別々に集合したり,兄弟姉妹が集合したり,動物それぞれで集団の特性も様々です.ニホンアカザトウムシも緑地の倒木の樹皮下に集まっていました.ひょっとしてメスだけが集まっていたりしないのかと気になり,よく見てみると,雌雄とも混ざっていました.ザトウムシ類では,一般的に,鋏角(きょうかく)の大きさで雌雄が判別できます.下の写真では向かって左側の個体の方が鋏角が大きいのでオス,右側がメスです(背面から写す).

ニホンアカザトウムシの集合
ニホンアカザトウムシの雌雄

ニホンアカザトウムシ(その1)

 もう12月,秋もすっかり深まりました.研究室の学生が大学の緑地内の倒木からザトウムシを見つけました.ニホンアカザトウムシかそれにごく近縁の別種と思われます.ザトウムシの仲間には,脚がとても長い種と脚が比較的短い種がいます.今回のものは脚が短い方の仲間で,脚が長い方のものに比べて,なかなか出会う機会がありません.人の頭の中では想像できないタイプの生き物の一つですね.
ニホンアカザトウムシ
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Author:首都大動物生態
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