FC2ブログ

ホタルの会の談話会

 今日は,ホタルの会の談話会に招待され,昆虫類にみられる婚姻贈呈の進化の話をして来ました.今回の談話会の会場は,渋谷駅から歩いて10分ほどのところにある国連大学ビルです.久しぶりに渋谷駅のあたりを歩きました.首都大学東京は,かつては東京都立大学と呼ばれており,現在の八王子に移転する前は,東急東横線の都立大学駅のすぐそばにありました.都立大学駅は渋谷から5つ目の駅で,当時は本屋へ行くにも,研究室のコンパを行うにもよく渋谷まででかけたものです.当時とだいぶ様変わりをしていて,昆虫採集器具などを販売していた店も,その手前にあった秤を専門に扱っていた店もなくなっていました(ずいぶん前からだと思いますが).月日の流れは早いものです.

ホタルの会
スポンサーサイト



九州産オオイタサンショウウオの集団遺伝構造

 動物生態学研究室では,九州に生息するオオイタサンショウウオについて,地域集団毎の遺伝的多様性や遺伝的相違を調べてきました.その成果がCurrent Herpetologyの最新号に掲載されました(この論文).繁殖期になると,オオイタサンショウウオのオスの尾部が幅広くなり,頭部が少し肥大します(人でいうと首のあたり?).下の写真では,向かって左側の個体がオス,右側の個体がメスです.マイクロサテライトという部位のDNAの解析から,九州北部と南部では遺伝的にかなり異質であること,孤立集団では遺伝的多様性が損なわれていることなどが明らかになりました.こうした集団遺伝構造に関する情報は,このサンショウウオの保全に役立つと思います.

オオイタサンショウウオ

大学入試

 昨日から今日にかけて,首都大学東京の入学試験が行われています.国公立大学の受験日は日本全国で重なっているため,どれか一つしか受けられません.首都大学東京に入学希望の方の夢が叶うことを願っています.下の写真は,正門を入って左側にある文系の建物です.

首都大学東京キャンパス

蟻地獄に寄生するツリアブ

 手許に,タイ北部産のツリアブ類の1種(Villa sp.)の標本があります.このツリアブは蟻地獄の繭(ウスバカゲロウ類の繭)から出て来たものです.日本にもアリジゴクツリアブという種が生息しており,海浜性の蟻地獄に寄生することが知られています.このツリアブのメスが蟻地獄(ウスバカゲロウ類の幼虫)に卵を産みつける場面をぜひ見てみたいものです.
ツリアブの1種

2014年度卒業研究発表会

 首都大学東京 生命科学コースでは,卒業研究生が自主的に卒業研究発表会を開きます.48名の口頭発表があるので,今日と明日の2日間にわたって行われます.動物生態学研究室の学生の発表は今日でした.発表を無事終えて,一安心といったところでしょうか.

2014年度卒業研究発表会

無性生殖と有性生殖のヤモリ類

 動物生態学研究室では,無性生殖を行うオガサワラヤモリ(メスのみで単為生殖を行う:下の写真)と有性生殖を行うホオグロヤモリ(雌雄がいる)の集団遺伝構造の比較研究を行っています.今回,小笠原諸島の9島で,これら2種の分布と集団遺伝構造を比較した論文がonline firstで出版されました(この論文).無性生殖種の方が,有性生殖種に比べ,移動分散に有利であるため(1個体がたどり着くだけで定着可能),分布範囲が広く,集団遺伝構造が島ごとに均質化しているのではないかという視点からの研究結果です.野外での比較研究なので一概に比較はできないのですが,オガサワラヤモリ(無性生殖)に比べ,ホオグロヤモリ(有性生殖)の方が分布する島が限られており,島嶼間の遺伝的異質性も高くなっていました.

小笠原のオガサワラヤモリ

チョコレート

 バレンタインデーの日は,全国規模でざわざわしています.チョコレートやチョコ菓子を渡したり,渡されたり.普段あまり口にすることのないチョコレート,いろいろなものを食べるという点ではこういうイベントも悪くはありませんね.
チョコレート

2014年度後期の自主研究発表会

 首都大学東京の生命科学コースでは,1年生から3年生まで,自主研究という授業を選択することができます.この授業は,その名前の通り,学生が自主的に研究を行い,その成果を発表するものです.今日は,今年度後期の自主研究発表会でした.ヤブツバキの花のつぼみの中にいるバクテリアの検出やら,ムササビの食性調査など,学生たちは様々な研究発表を行い,聞いていていろいろ考えさせられました.

自主研究発表会2015年2月

ソウル市立大学にて

 首都大学東京 生命科学専攻 では,毎年ソウル市立大学との国際交流事業を行っています.今年も,動物生態学研究室の大学院生1名がソウル市立大学を訪れ,ポスター発表をして来ました.ソウルは東京に比べると寒く,キャンパスの池が全面凍結していたということです.

ソウル
ソウル市立大学でポスター発表

ノウサギ

 久しぶりに山歩きをしました.先日の雪がまだ少し残っていて,そこにはいくつか野生動物の足跡が残っています.下の写真はノウサギのものです.独特の足跡なのですぐにそれとわかります.人里近くの山ですが,ノウサギだけでなく,タヌキ,イノシシなどの足跡もありました.昼間歩いていても,一匹も野生動物に会うことはありませんが,夜になるとこうした野生動物が徘徊しているわけです.つくづく,ヒトは昼行性の哺乳類の1種だと思いました.

ノウサギ
プロフィール

都立大動物生態

Author:都立大動物生態
研究室の日常の紹介
研究室HP
研究室HP in English

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR