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ノコギリクワガタ

 クワガタムシは,カブトムシと並んで子供たちにとって宝物です.オスのカブトムシは体表が突出して角となっており,この角自体は可動式ではありません.それに比べて,オスのクワガタムシは大顎が大きく突出しているため可動式です.この大きな顎を動かすためには,太い筋肉の束が必要です.筋肉は大顎の付け根,つまり頭部に納められています.そのため,クワガタムシのオスの頭部は,メスに比べて異様に幅広くなっています(カブトムシのオスの頭部はよく見るとメスと同じくらい小さいのと対照的です).下の写真はいずれもノコギリクワガタのオスです.大型個体と小型個体ではこんなにも形態差があります.日本では,虫好きの子供たちにとって,これはあたりまえの事実なのですが,世界的にみると,生物学者でさえこれを知らないことが多いのです.日本の自然の豊かさに感謝しなくてはいけませんね.
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