FC2ブログ

急に涼しく

 東京では,天気が悪いせいもあり,ここのところ涼しい日が続いています.大学では,最近,夏休みが8月初旬から9月末日までとなっているところがほとんどだと思いますが,後半にもなるとあまり夏休みらしくない気候です(昔は大学の夏休みは7月中旬から9月上旬まで).せっかくの夏,沖縄から届いた海の写真から,ミナミハコフグ(写真上)とウルトラマンボヤ(通称名,写真下)の写真を紹介して,気分だけでも夏らしくしましょう.ウルトラマンボヤの一つ一つをよく見ると,確かにウルトラマンのような顔に見えますね.

ミナミハコフグ
ウルトラマンボヤ
スポンサーサイト



アカコッコ

 伊豆諸島の南に位置する青ヶ島へ調査に出かけていた学生が帰ってきました.青ヶ島は八丈島から船で行くのですが,今回は天候に恵まれ,予定通り調査を行うことができたということです.天気が良いと,青ヶ島から八丈島と八丈小島を望むことができます(写真上).青ヶ島にはアカコッコという鳥が生息しています.伊豆諸島を代表する野鳥です(写真下).

青ヶ島より展望

青ヶ島のアカコッコ

日本進化学会第16回大会

 日本進化学会第16回大会が,大阪府高槻市で開催されています.生物の進化に関する口頭発表とポスター発表が行われています.動物生態学研究室では,今回は1件のポスター発表を行いました.進化というテーマでの学会なので,多くの分野の研究者が集まり,材料も内容も多岐にわたっていて,とても勉強になります.
日本進化学会大阪大会

神奈川県立生命の星・地球博物館

 今日は,神奈川県立生命の星・地球博物館に出かけました.そこには多数のトンボ類の標本が所蔵されています.その貴重な標本の形態の観察をさせてもらいました.おりしも「外来生物」という特別展が開催されており,とてもよく工夫された展示を楽しく見させてもらいました.とくに外来昆虫に関しては,最近の侵入種まで網羅されています.また,身近な外来種については生きたものも見ることができます.

神奈川県立生命の星・地球博物館

伊豆諸島調査

 伊豆諸島の利島と式根島に調査に出かけていた学生が,昨日帰ってきました.予想以上によく晴れて,暑い中での調査となったようです.式根島の展望台から見た景色が見事で,その写真をもらいました.向こうに見える島は新島です.確かに,足下の海で泳ぎたくなるような一枚ですね.

式根島より新島を望む

大学説明会第2回目

 今日(8月16日)は首都大学東京の大学説明会(第2回目)です.暑い中,多くの高校生と父兄が参加しています.オープンラボも開催されており,8号館5階のろうかでは,動物生態学研究室主催の「身近な自然の動物たち」の展示を行っています.ろうかいっぱいに興味のある高校生が集まって,大学院生の説明にも熱気が感じられます.

大学説明会2回目

脚長鬼象虫

 脚が長い鬼のような象虫という意味なのか,アシナガオニゾウムシと呼ばれる昆虫がいます.脚が長いと言っても,オスの前脚だけが異様に長くなっています.下の写真の向かって左がそのオスです(横から見たところ).向かって右側のがメスです.オスの前脚が長くなる昆虫と言えば,テナガコガネ(手長黄金)の仲間が有名ですね.ゾウムシでは「脚長」と呼ばれ,コガネムシでは「手長」と呼ばれています.でも,この呼び方には不思議と違和感がありません.オスの前脚が長くなるしくみは....?

アシナガオニゾウムシ

生態学野外実習(その3)

 佐渡島での生態学野外実習の後半は,植物生態学です.佐渡島の尾根筋には,天然更新を続けているスギ林が点在します.その中には巨木も含まれていて,それぞれに名前が付いています.下の写真は千手杉(せんじゅすぎ)と呼ばれるもので,雪溜まりで湿地となるところにあります.最終日には,トキの森公園に立ち寄って,放鳥事業が進められているトキを見学しました.午後の便のフェリーで新潟にわたり,東京駅には午後6時に到着.無事実習を終える事ができて一安心です.

千手杉
トキ

生態学野外実習(その2)

 朝,砂浜に仕掛けておいたピットホールトラップを回収した後,宿舎の裏山を流れる渓流へ出かけ,水生昆虫の調査を行いました.佐渡島は7月に記録的な大雨にみまわれ,川の流れが変わるほどの出水だったそうです.そのため,例年と違い,付着藻類は少なくて,大型の水生昆虫類がほとんどいない状況でした.翌日は,各自がテーマを設定して,山道を歩きながら観察や採集を行いました.夕方から夜にかけて,その結果をまとめ,発表してもらいました.山道では,イカリモンガやオニヤンマなどの昆虫の観察も行いました.

河川調査
イカリモンガ
オニヤンマ

生態学野外実習(その1)

 8月4日から9日までの5泊6日で,生態学野外実習が,新潟大学佐渡ステーションの全面的ご協力を得て行われました.今年は,教員2名,ティーチングアシスタントの大学院生2名,生命科学コースの学生11名の合計15名が,新潟からフェリーに乗って佐渡島に渡りました.例年通り,宿舎に到着後,宿舎前の砂浜にピットホールトラップを設置します.餌も何も入れていませんが,翌朝には,これでもかというばかりにハマダンゴムシとハマベハサミムシなどが入っていました.その多さに,学生たちも驚いています.

フェリーより
佐渡島
カップの中のハマダンゴムシ

他人の空似?

 ベイツ式擬態やミュラー式擬態という進化が生じると,系統がまったく異なる種の間で,形態,色彩,行動がとてもよく似ることがあります.先日,ラオス産のウスバカゲロウ類の1種(写真上)が,ラオスおよびその周辺に分布するモンヘビトンボ類の1種(写真下)ととても良く似ている事に気付きました.ウスバカゲロウ類はいわゆる蟻地獄の仲間(脈翅目),モンヘビトンボ類はいわゆる孫太郎虫の仲間(広翅目)です.体の大きさ,翅の模様はよく似ていて,どちらも,止まっているときは翅を屋根型に重ね,飛翔するときはひらひらと羽ばたきます.この類似が偶然なのか,あるいは何か意味があって似ているのか,どう思いますか?

ラオス産ウスバカゲロウ類
モンヘビトンボ類
プロフィール

都立大動物生態

Author:都立大動物生態
研究室の日常の紹介
研究室HP
研究室HP in English

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR