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修士論文・博士論文

 大学1年生から4年生までの4年間を終えた(学士)後,その上に大学院という教育制度があります.大学院には,多くの場合,修士課程2年間+博士課程3年間があり,修士課程を修了すると修士の学位が授与され,さらに続けて博士課程を修了すると博士の学位が授与されます.
 首都大学東京では,正式には,修士課程を博士前期課程(2年間)と呼び,博士課程を博士後期課程(3年間)と呼びますが,それぞれの課程で提出する論文を修士論文と博士論文と言います.動物生態学研究室では,今年度は,3名が修士論文を,2名が博士論文を提出することになっています.今日,それらがほぼ完成しました.2つの博士論文はどちらも図表を含めて100ページほどの英語の論文です.3つの修士論文のうち1つは35ページほどの英語の論文,2つは40ページほどの日本語の論文です(図表を含めて).データの解析,作図,作表,本文の推敲など,とても忙しい毎日でしたが,こういう作業は楽しいものです.
 動物生態学研究室ではいろいろな材料について研究していますが,今年度のそれぞれの論文の材料も,齧歯類,食虫類,鳥類,多足類,昆虫類と多岐にわたり,内容も,社会構造,個体群動態,行動,生物地理,化学生態と幅広いものでした.

D論

 
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