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社寺林

 都市部では自然が消えてしまっていますが,農村・山村でも豊かな自然が必ずしも残っているわけではありません.そんな中で,その地域の自然を象徴しているのが,社寺林です.もちろん社寺林の特徴として参道に共通してスギやケヤキなどの木が植えられていることも多いのですが,木を切らないため,大きな自然の木がよく残っています.また,いわゆる里山のように,林床が開けて乾いていません.大きな木があるとムササビやフクロウなどが棲みやすくなります.問題は,社寺林は概してこじんまりとしていて,面積が狭いことです.下の写真は社寺林の参道とそこに棲むムササビの糞です.

社寺林
ムササビの糞

ハイガシラリス属の音声論文

 東アジアから東南アジアにかけて分布するハイガシラリス属(Callosciurus属)という樹上に棲むリス類の配偶行動時の音声の進化に関する英語論文が今日,Mammalian Biology という国際誌に出版されました(この論文).配偶行動時のオスの音声の種ごとの違いは,分子系統樹と一致することを明らかにしました.音声の差異は生態的要因によっても変化するはずなのですが,この仲間では,系統とよく一致する結果となりました.下の写真は中国中部で撮影した Callosciurus属の1種 です.

中国中部のハイガシラリス属

奄美大島へ(4)

 西表島と言えばイリオモテヤマネコ,沖縄島(沖縄本島)と言えばヤンバルクイナ,それでは奄美大島と言えば,..いろいろな生物の名前が出てくると思いますが,まずは,アマミノクロウサギでしょうか.山間の道路では,注意喚起の標識が立っています.今回の奄美行きでは,夜の林道を走っていて,アマミノクロウサギに出会うことができたそうです.一瞬の出会いであったので写りが悪いのですが,確かにアマミノクロウサギですね.
飛び出し注意
アマミノクロウサギ

北海道

 先週,北海道へ出かけた知人から大雪山で撮影した写真を見せてもらいました.エゾシマリスは頬袋(ほおぶくろ)にたくさん餌を詰めています.ノゴマのオスの喉のあたりは赤くなっていてとても目立ちます.コマクサはその花の色と葉の形の組み合わせに見とれてしまいますね.

エゾシマリス
ノゴマ
コマクサ

ニホンカモシカ

 長野県で野外調査を行って来た大学院生が,ニホンカモシカの写真を撮ってきてくれました.カモシカはシカという名前が付いていますが,ウシ科の哺乳類です.もちろんニホンジカは名前の通りシカ科に属する哺乳類です.どちらも個体数が増加傾向で,目に触れる機会が多くなった気がします.

ニホンカモシカ
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都立大動物生態

Author:都立大動物生態
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