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イチヤクソウ,ウメガサソウ,ギンリョウソウ

 下の写真は,6月になって,裏山を散歩中に見つけたイチヤクソウ,ウメガサソウ,ギンリョウソウです.イチヤクソウはツツジ科イチヤクソウ亜科イチヤクソウ属,ウメガサソウはツツジ科イチヤクソウ亜科ウメガサソウ属,ギンリョウソウはツツジ科シャクジョウソウ亜科ギンリョウソウ属とされています.かつての分類体系ほどではありませんが,いずれも近縁な植物です.ギンリョウソウは腐生植物の一つで,葉緑体がなく光合成を行いません.地下部で菌糸などを養分として成長します.

イチヤクソウ
ウメガサソウ
ギンリョウソウ

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ハンショウヅル

 昔,町の通りには半鐘(はんしょう,はんしょとも言う?)のぶら下がった塔があり,火事の時にはそれを打ち鳴らして知らせていました.半鐘とは小さな釣鐘のことです.もう盛りは過ぎてしまいましたが,ハンショウヅルというつる植物の花はちょうど半鐘のようで,それがその名の由来です.下向きに咲く花とは逆に,花弁が落ちて実が大きくなる頃には上向きになっています.綿毛が付いていて風散布のようです.上向きの方が風に乗りやすく,種子がより遠くへ運ばれるのでしょうか? それではなぜ花は釣鐘のように下向きに咲くのでしょうか(花びらは重そうですが)?

ハンショウヅルの花
ハンショウヅルの実


オニノヤガラ

 林床から突き出た棒のような植物は,オニノヤガラ(ラン科)です.高さは 50 cm から 1 m ほどもあります.先端の花序の下の方には壷状の花が開いています.鬼の放った矢が地面に突き刺さった感じから,鬼の矢柄(オニノヤガラ)と呼ぶそうです.遠目には巨大な土筆(ツクシ)に見えました.

オニノヤガラ

サイハイラン

 ゆっくりと歩くのは得策です.目に入るものが増えるだけでなく,思いが深く行き渡ります.裏山には,キンラン,ギンランだけでなくサイハイランも自生していることに先日気付きました.ここは住宅地のすぐ裏なのですが,とても状態の良い典型的な関東地方の里山と言えそうです.

サイハイラン

ギンランも咲いていた

 裏山には,キンランだけでなく,ギンランも咲いていました.これで金銀そろいました.

ギンランの花
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