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沖縄の昆虫図鑑

 本当にごくわずかにお手伝いしただけですが,「沖縄の昆虫」というポケット版の図鑑を,市販前にいただきました.図鑑といっても,生きた状態の昆虫のカラー写真(白抜き)が並べられていて,野外で見つけた状態での昆虫のイメージがつかめます.沖縄産だけでなく,南西諸島で見られる主要な昆虫を収録してあり,この地域でその場で昆虫を同定したいとき,とても便利だと思います.

沖縄の昆虫
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2018年度第1回オープンラボ

 今日(15日)は,今年度最初の大学説明会です.それに合わせて,オープンラボを行っています.動物生態学研究室でも「動物の行動と生態」と題して,ポスターを掲示しています.猛暑なので扇風機が4台回っています.

2018年度オープンラボ

ブログ6年目に

 このブログも今日から6年目に入ります.今後とも,動物生態学研究室の研究の様子や,日常の出来事などをできるだけ多く紹介して行きたいと思います.下の写真は,ずいぶん前に手作りした研究室のプレートです.

研究室プレート

イグ・ノーベル賞受賞おめでとう

 今年度のイグ・ノーベル賞に,動物生態学研究室を卒業した学生が共同研究者の一人として選ばれました.この前,彼の書いた本を紹介したばかりでした(このブログ).
 動物は減数分裂をして配偶子を形成し,自分と他個体の配偶子を合体(接合)させて次世代の個体(子)を作ります.配偶子の大きさに様々な変異が生じ,同種なのに大型の配偶子から小型の配偶子を作るものまで出現します.大型の配偶子を作る個体では,少ししか配偶子を作れませんが,接合子は大きいので生存率が高くなります.一方,小型の配偶子を作る個体では,たくさんの数の配偶子を作ることができ,多くの配偶子と接合可能です.つまり,大型の配偶子と小型の配偶子が適応的になり,中間の大きさの配偶子はこれら極端な配偶子に比べ不利になります.こうして,同種の中に,とても大きい配偶子を作る個体と,とても小さい配偶子を作る個体が共存するようになります.ここで,大きい配偶子を卵と呼び,小さい配偶子を精子と呼び,卵を作る個体がメス,精子を作る個体がオスというわけです.体内受精を行う動物(哺乳類,鳥類,爬虫類や昆虫類など)では,一般に精子を渡すオス個体の生殖器が突出しており,精子を受け取るメス個体の生殖器がくぼんでいます.
 今回の受賞論文(下記のCurrent Biology誌に2014年に掲載されたもの)では,体内受精を行う昆虫の1種 トリカヘチャタテ において,卵を作る個体(メス)の生殖器が突出しており,精子を作る個体(オス)の生殖器がくぼんでいるという,常識はずれの現象がとても意外でユニークだったということでしょう.
イグ・ノーベル賞受賞論文

学芸員養成課程展示室

 首都大学東京のカリキュラムでは,学芸員の資格を取得することができます.そのため,大学には学芸員養成のための教育に使われる展示室があります.この展示室を有効利用するために,テーマーを決めて展示活動も行っています(一般に公開されています.入館無料).今年は,10月23日(金)から11月8日(日)にかけて,「東京の海・山・島に:首都大学東京のフィールド研究と学外体験型プログラム」というテーマーで展示を行います.その展示の一つとして,動物生態学研究室が「小笠原諸島のグリーンアノールはどこから来て何をしているのか?」を担当することになりました.小笠原の外来種であるグリーンアノールの生態と遺伝的解析結果を紹介する予定です.
企画展ポスター
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都立大動物生態

Author:都立大動物生態
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